複利がもたらす効果と恐ろしさ

 

 

「複利運用」は資産形成(投資)において目標到達をするための重要なポイントとなります。

一方、複利がもたらす恐ろしさについても知っておく必要があるでしょう。

ここでは複利がもたらす効果と恐ろしさについて簡単に紹介します。

 

 

複利のすごさをもの凄くシンプルに言うと、「資産が増えやすくなる」ということです。

それを表すものとして「72の法則」というものがあります。

72の法則は、「72に金利を割ることで投資資金が倍になる期間を求める」ことができます。

例えば、金利が3%の場合

 

72 ÷ 3(%) =24(年)

 

となり、24年で資産が倍になる、ということになります。

 

もう少しイメージをしやすくするために100万円の投資資金を金利3%で運用した場合、

1年間の運用(単利)ですと、増えるお金は「3万円」となり、1年単位で運用をしたとすると資産が倍になるにはおよそ「33年」かかります。

しかしこれを複利運用(運用で増えたお金をさらに運用する)すると、先ほど計算した通りその期間を「24年」に短縮することができます。

 

仮に金利がもっと高くなるとすると、資産が倍になる期間はより短縮されることになります。

 

これが複利運用の効果です。

 

一方で複利がマイナスに働く場合もあります。

それは、逆に金利を支払わなければならない場合です。支払う金利が複利で増えていってしまう場合には先ほどとは反対に複利によって苦しめられることにもなりかねません。

 

以上のように複利は上手に活用すれば大きな恩恵を得られますが、リスクがある場面も存在することに注意しなければいけません。

 

複利の力を最大限に活用するには、リスク管理が欠かせません。安定した成長を望むなら、リスクを最小限に抑えた適切な投資戦略が必要です。また、万が一金利を払う立場になる場合には、金利が複利で計算されることを念頭に置いた上で計画を立てる必要があります。

 

<テーマ参照>
日本経済新聞『「複利」のすごさと怖さ 数%で資産形成に大差』2024.4.12
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB028XY0S4A400C2000000/