世界の住宅ローン金利 ~固定か変動か~

住宅ローンを組む際に、金利を固定するか、変動にするか悩む方は多いだろう。

一般的に変動金利の方が低く設定されているが、その分将来的に金利が上がった際にはその分の金利負担が大きくなるリスクがある。特に住宅ローンとなると35年もの間金利上昇のリスクに晒されると考えると固定にした方が得策のようにも思えるが、長らく低金利の状態が続く日本においては金利が上昇するリスクが少ないと考える人も多いだろう。

つまり、変動を選ぶか固定を選ぶかはその国の金利情勢による。それが顕著に表れるのが国別の比較である。

国別の住宅ローン、新規契約の金利タイプ別割合

日本経済新聞「変動ローン、住宅熱の盲点 国内新規融資の7割」 2023.9.24