割安感に投資するか、成長性に期待するか
株式型ファンドへの資金流入が続いている。
日本国内型のファンドは割安感などから資金流入が続いていた。
しかし、欧米諸国の利上げペースの減速期待が高まり始めてからは先進国型のファンドの資金流入が増加し、国内型ファンドへの資金は減少している(資金流入は続いている)。
先進国型ファンド2022年10月資金流入上位
引用:日本経済新聞「投信の資金流入額、先進国株式と国内株式で差」 2022.11.30
日本国内型ファンド2022年10月資金流入上位
引用:日本経済新聞「投信の資金流入額、先進国株式と国内株式で差」 2022.11.30
先進国型と日本国内型の資金流入額には大きな差が生じている。
世界各国が利上げを加速させる状況下で株式型ファンドの人気が薄れていたが、日本国内型ファンドへの資金流入は続いていた。
やはり、金利動向は投資を行う上で非常に重要な要素だと言えるだろう。
利上げを行っているタイミングでは株式型から資金流出が起こり、利上げが収まる予想が出始めるとより成長性の高いところへ資金流入が行われる。