仮想通貨マイニングに逆風

暗号資産時価総額2位のイーサリアムがエネルギー消費を大幅に減らす新システムへの移行を完了させた。

2021年に暗号資産価格が急騰したことを受け、借入を行いマイニングマシンを買いマイニング業界に参入する企業は多く存在した。マイニングには多大な電力を必要とするため、従来から世界的に環境問題を重んじる時代に逆行しているとの声が多く上がっていた。更に今年に入りエネルギー価格の高騰と暗号資産価格の大幅下落が重なり、マイニング業界に逆風が吹き荒れている。これを表すかのようにマイニング業界の株価は軒並み下落している。

日本国内でもマイニング機器の販売を耳にするが、やはり世界的な環境に逆行する事業には逆風が吹き荒れるのだろうか。

<参照>

THE WALL STREET JOURNAL 「仮想通貨業界に冬の時代、売るに売れぬ採掘機器」2022.9.13

https://jp.wsj.com/articles/a-bad-year-for-crypto-is-a-really-bad-one-for-crypto-miners-11663009464