2022年10月改正の制度

 

① 産後パパ育休制度

出生時育児休業制度(産後パパ育休制度)が10月より開始する。

 

 

対象期間 : 子の出生後8週間以内に4週間まで

申出期間 : 休業の2週間前まで

 

また、同時に育児休業制度の改正も行われ、これまで不可能とされていた分割取得が10月より可能となる。

 

② 児童手当「特別給付」の廃止

 

所得上限額(添付画像参照)を超える世帯に支払われていた特例給付が10月より廃止される。

 

 

内閣府 「児童手当制度のご案内」より

③ 後期高齢者で一定以上の所得を有する人の医療費窓口負担増加

 

75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担が、2人以上世帯で年金含め年収320万円以上の場合(単身世帯の場合には年収200万円)には2割負担となる。

 

 

④ 厚生年金の加入対象が拡大

 

厚生年金の加入対象が「従業員100人を超える企業」に範囲を拡大。

 

⑤ 企業型確定拠出年金とiDeCoの併用が可能に

 

これまで条件付きで認められていた企業型確定拠出年金とiDeCoの併用が、原則的に条件なしで併用が可能となる。

(マッチング拠出とiDeCoの併用は不可)

 

<参照>

日本経済新聞 『産後パパ育休・高齢者医療費・・・10月からこう変わる』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA292WS0Z20C22A9000000/