災害から身を守る「キキクル」

 

 

今年は全国各地で例年より非常に早い梅雨入りとなっています。
日本はもともと降雨量が多い国で、年間の平均降水量は約1700mmに達し、これは世界平均(880mm)の約2倍に相当します。
この豊富な降水量が、日本の豊かな自然環境や日本人の暮らしを支えてきたのですが、梅雨前線の活動が活発化するこの時期から10月にかけては、大雨、洪水等で深刻な自然災害をもたらす危険性が高まります。

 

そこで今回は、こうした際に避難のタイミングを逃すことのないよう、スマホやパソコンで大雨による災害の発生リスクを視覚的に知ることができる「危険度分布」=愛称「キキクル」の活用方法について紹介します。

 

「キキクル」とは?

危険度分布「キキクル」は、雨による災害の危険度を色分けして地図上にリアルタイム表示するもので、災害から自分自身や大切な人の命を守るために役立ちます。
気象庁HPで公開しているほか、テレビの気象情報コーナーや、各社が提供するスマホアプリから届く「危険度通知」にも使われている情報です。


具体的には、1時間先までの雨量予測から、地質や地形、勾配、地面がアスファルト等で覆われているかなど土地の
特徴を考慮して、「土砂災害」「浸水害」「洪水災害」の危険度の高まりを5段階に色分けして地図上に表示しています。

 

●気象庁 キキクル(危険度分布)
大雨警報(土砂災害)の危険度分布
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:land/
大雨警報(浸水害)の危険度分布
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:inund/
洪水警報の危険度分布
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:flood/

■色と危険度
濃い紫…「極めて危険」(もう逃げることが難しい)

うす紫…「非常に危険」(警戒レベル4に相当!いつ災害が発生してもおかしくない!はやく逃げること)

赤…「警戒」(警戒レベル3に相当!間もなく災害が発生するおそれが!逃げる準備を。

        お年寄りは逃げること)

黄…「注意」(警戒レベル2に相当!逃げる方法を調べること)

・色なし…今後の情報などに留意

 

キキクル活用方法

ポイントは、うす紫「非常に危険」が出現したら速やかに非難を開始し、濃い紫「極めて危険」に変わるまでに少しでも安全な場所へ避難を完了しておくことです。

また、上記のように高齢の方など避難に時間がかかる場合は、赤「警戒」が出た段階で避難してください。避難するときは、近所の方と声を掛け合ってください。

テレビやラジオなどの気象情報で注意報や警報が発表されるなど、大雨による災害が発生するおそれのあるときや、急に激しい雨が降ったときは、このページにアクセスし、最新の情報を入手しましょう。親族が遠方に住んでいる場合、その地域の危険度をキキクルで確認し、避難するタイミングを知らせるといったこともできます。

 

本格的な雨の季節に備えて、非常持ち出し袋の中身や避難経路やハザードマップを確認し、家族で連絡の取り方などを話し合っておくことをおすすめします。

 

危険レベル4になったことを通知するサービスも実施されています。

下記リンクからご確認ください。

■参考リンク~「危険度分布」通知サービスについて(気象庁)
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/ame_push.html

 

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