教育資金、どのように貯める?
人生の三大資金の一つとされているのが
「教育資金」です。
人生の三大資金と言われているだけ
あって結構な金額が教育資金と
してかかってきます。
また、子どもの実際の進路によって
その金額は大きく変わってきます。
この教育に関する資金を短期的に
作っていく人は多くはないでしょう。
多くの方は、長い時間をかけて
コツコツと貯めていると思います。
そこで、今回は実際に教育資金を
どのように作っているのかを見ていきます。
<子どもの教育に関する調査2020>
(ソニー生命保険)
ソニー生命保険株式会社が2020年2月28日
から3月2日に行った「子どもの教育資金に関する
調査」の結果を基に見ていきます。
▪子どもを大学等へ進学させるための
教育資金を準備している方法
(高校生以下の子どもを持つ親)
1位 銀行預金 (58.3%)
2位 学資保険 (42.5%)
3位 財形貯蓄 (11.8%)
4位 生命保険 ( 9.2%)
5位 金融投資 ( 6.6%)
6位 資金援助 ( 4.1%)
7位 教育ローン ( 3.3%)
8位 奨学金 ( 3.2%)
9位 親からの借入( 1.9%)
10位 消費者金融 ( 0.4%)
▪子どもを大学等へ進学させるための
教育資金を準備した方法
(大学生等の親)
1位 銀行預金 (58.5%)
2位 学資保険 (49.6%)
3位 奨学金 (19.9%)
4位 財形貯蓄 (13.0%)
5位 教育ローン (12.2%)
6位 親からの資金援助 (11.0%)
7位 生命保険 ( 3.7%)
8位 親からの借入 ( 2.8%)
9位 金融投資 ( 2.4%)
10位 消費者金融 ( 0.4%)
この二つのランキングから
「銀行預金」と「学資保険」で
教育資金を貯めている方が
非常に多いことが分かります。
▪ランキングからわかること
この2つのランキングを比較したときに
大きな特徴が1つ浮かび上がってきます。
それは、「準備していた教育資金が不足していた」
人の割合が一定数いるということです。
高校生以下の親へのアンケートでは、
「奨学金」や「教育ローン」で準備を
している人の割合は多くありませんでした。
しかし、実際に大学等に通う親の
アンケートでは、「奨学金」や
「教育ローン」を利用した方の
割合が増えていることが分かります。
これらを利用することが悪いわけでは
ありませんが、「奨学金」は
給付型のものでなければ借金と同じですし
「債務者は子ども」になります。
また、教育ローンに関しても、借入の金利は
住宅ローン等とは異なり割高のものが多いです。
『では、賢く準備するにはどうすればよいでしょうか。』
当事務所では、このようなご相談もお受けして
おります。
こちらの質問に関しては、お一人お一人
答えが違ってきます。
個別で現在の状況をしっかりとヒヤリング
することで、正しい回答を出すことができます。
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ご予約お待ちしております。