☆2020年は子年、ネズミは縁起の良い生き物☆②
前回は、象徴・モチーフとしてのネズミは、
縁起の良い生き物であるというお話をお届けしました。
今回は、ネズミについての寓話をお送りいたします。
■ ねずみの婿とり(ねずみの嫁入り)の話 ■
イソップ寓話や仏教説話集『沙石集』中に
『ねずみの婿とり』(『ねずみの嫁入り』)という話があります。
ネズミの両親が、娘に天下一の婿を得ようと
太陽を訪ねますが、太陽は自分をさえぎることのできる
雲のほうが偉いと断ります。
雲を訪ねると、自分を吹き飛ばせる風のほうが偉いといい、
風は、自分をさえぎることのできる壁が偉いといいます。
そして、壁は自分をかじって穴を開けられる
ネズミのほうが偉いと、
結局、ネズミに嫁入りするという話です。
人間は太陽がないと生きていけませんが、
もしカンカン照りだけで一切雨が降らないと
これまた生きていくことができません。
お相撲さんは、プロランナーと徒競走をしても
勝てないでしょうが
土俵で組み合えばまず負けないでしょう。
人は自分や他人を評価して優越感をもったり、
逆にコンプレックスに悩んだりするものですが、
役割や能力の差はあれど、
それで物や人の優劣は決められるものではない、
という教訓がこの話に込められているのではないでしょうか。
新しい年に、心にとどめておきたいお話しですね。
さて、次回はネズミに関するトリビアをお届けします。
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