ドル高で注目?外貨預金で資産運用
投資と言えば、株や債券を思い浮かべる人も多いかもしれないが種類は非常に多くある。
「通貨」に関してもその内の一つであるといえる。2022年は急速にドル高(円安)が進んだことで
外貨について興味を持った人もいるのではないだろうか。
通貨投資の仕組み
通貨の価値は日々変動している。
例えば1ドル=100円等とニュースで耳にするだろう。これは、米ドルと日本円を交換する際のレートである。
1ドル=100円の場合は、1米ドルを手にするのに100円が必要であることを意味している。
これが仮に1ドル=130円になった場合、1米ドルを手にするのに130円が必要になる。
この変化が起きた場合、1ドル=100円の時に1米ドルと交換し、130円の際に再度円に交換すれば30円の得になる。そのような仕組みである。
外貨預金の利用率
多通貨での運用方法の一つに「外貨預金」がある。
これは、さきほどのレートの変化によるに加え、日本の金利が非常に低金利であるといったことから
外貨預金を行うものもいる。
その外貨預金について、マイボイスコム株式会社がアンケート調査を行っている。
(以下、第10回外貨預金の利用に関するアンケート調査 参照)
外貨預金利用経験の有無
・現在行っている ー 12.3%
・行ったことがない ー 10.3%
・行ったことはあるが、現在は行っていない ー 77.4%
なお、運用経験者に割合は徐々に増えてきており、
2001年の13.6%から約10%程増加している。
外貨預金額
・100万円未満 ー 52.1%
・100万~500万円未満 ー 33.8%
・500万~1000万円未満 ー 6.2%
・1000万円以上 ー 7.1%
外貨預金額においては、100万円未満で行っている人が半数以上を占めており、
10万円未満も17.2%と約6人に1人は10万円未満と少額で行っている結果となっている。
投資を行う必要性が国からも謳われている今日において、少額からでも始めることは極めて重要である。
そして分散投資という観点からも外貨預金について検討している人も増えてきている。
<参照>
ZUU ONLINE 「外貨預金、利用経験者は何%? 預金額は? アンケート調査をもとに徹底解明」 2022.10.31
https://zuuonline.com/channels/bank-daiwa/242158