梅雨時の食中毒、どう防ぐ？

ジメジメとした日が続く梅雨。

高温多湿なこの時期は

細菌が繁殖するベスト

シーズンです。

つまり、食中毒のリスクが

高まる季節なのです。

こんな梅雨時期に発症しやすいのが、

「細菌性食中毒」。

その対策を見ていきましょう。

大切なのは、食べ物を口に

入れる前に細菌を撃退して

おくことです。

細菌にとって居心地の

悪いキッチンを作るために、

大切なのが

「清潔」「冷却」「加熱」です。

まずは「清潔」について。

調理をはじめる前はもちろん

ですが、調理中も注意が必要です。

食中毒の原因菌が多く潜んでいる

とされる魚介類や肉類、卵に

ふれた後は、しっかり手を

洗いましょう。

次は「冷却」です。

食材の細菌を増殖させないため

には、素早い冷蔵・冷凍保存

が効果的です。

冷蔵庫に食材を詰めすぎて

いることによって、冷却

スピードが遅くなります。

冷蔵庫には、詰め込みすぎず

全体の7割くらいに留めて

おくといいでしょう。

最後は「加熱」に

ついて説明します。

細菌や毒素の種類に

よって異なりますが、

一般的に75度以上の環境で

1分以上加熱すると、

ほとんどの細菌が死滅する

と言われています。

中までしっかりと加熱調理

するようにしましょう。

梅雨の時期も、元気に

乗り切りたいものですね。