海外で約2万人が病気や犯罪、事故等に遭遇
海外で約2万人が病気や犯罪、事故等に遭遇
「名所めぐりをしてショッピング、
三ツ星レストランで食事、それから…」と、
楽しい海外旅行を
予定されている方も多いのでは
ないでしょうか。
海外旅行者数は昨年2017年には
1789万人もの人が渡航し、
人口の1割を超える人が海外へ
出向いてます。
その一方で、旅行先で疾病、
事故、犯罪被害などに遭遇する人は
後を絶ちません。
外務省の「海外邦人援護統計」
によると、2016年に件数で
年間1万8566件、
人数で約2万人もの方が
病気や犯罪、事故等に
遭遇しています。
数字だけを見ると
海外旅行者数の1%程度と
なっていますが、
この数値は大使館や
総領事館等に届出が
あったもののみですから、
実質数はその数倍に
達するだろうと推測されています。
楽しく、快適な旅行とするために、
外務省の「海外生活における
安全対策の基本的心構え」の中から
いくつか紹介してみましょう。
- 予防に努める
事件、事故、災害等に
巻き込まれないよう、
普段からの心掛けこそ
が有効な予防手段であることを
肝に銘じることが大切です。
- 安全のための三原則の順守
「目立たない」
「行動を予知されない」
「用心を怠らない」。
ご家族内でも、
是非この三原則について
意識する機会を設けることを
お勧めします。
- 住宅(ホテル)の安全確保
住居の安全を確保することは
安全対策の中でも最優先事項です。
その選択に際しては、
十分な安全対策が
講じられているかを確認
されることをお勧めします。
日頃健康に自信がある方でも、
習慣や文化の違う海外では、
体調を崩すことも十分
考えられます。
とくに、海外の医療事情は
日本とは異なっており、
思いがけない高額な医療費を
請求されることがあるので
注意が必要です。
私たちは、ついつい
『自分は大丈夫だろう』と
考えがちですが、
やはり「備えあれば憂いなし」です。
どうぞ楽しいご旅行を♪