あなどってはいけない、周囲からの評判 

 

 

こんにちは、

『家計の健康促進パートナー』

富田FP事務所です。

 

 

加賀百万石の前田家は

江戸時代を通じて、

もっとも大きい大名でしたが、

 

この前田家の三代目の殿様に

利常という人がいます。

 

この利常公が参勤交代で

江戸に向かう途中であった話です。

 

 

ある宿場で名物のわらび餅を

食べたところ、

その味がとても気に入りました。

 

そこで誰が作ったのか

宿の者に問うたところ、

「この者でございます」と

連れてこられたのは

その宿場に住む70歳を

超えた老女でした。

 

 

利常公はこの老女が

非常に味の良い餅づくりを

するのを褒め、

 

一行の列の中に加えて

道中見物をさせてやろうといい、

長持ちの上に赤い毛せんを敷き、

そこに老女を乗せて

同行させてやりました。

 

 

大名行列のなかに

赤い毛せんに座った老女がいれば、

よく目立ち、

道中噂話でもちきりとなりました。

 

 

そして、一行が江戸の

すぐ近くまで来たところ、

利常公は老女を降ろし、

銀二〇枚を褒美として与え、

さらにかごを頼んで帰らせました。

 

 

老女は帰り道、

泊まった宿場ごとに利常公から

褒められて途中まで同行させてもらい、

褒美までもらったことを

詳しく話して聞かせました。

 

 

これを聞いた街道筋の茶店、

旅籠や物売りの人たちは、

 

「前田様に認められると

あんなにもてなしてもらえる」

 

といってよく仕事に励んだため、

街道の町は大いに栄えたといいます。

 

前田家の人気が高まったことは

いうまでもありません。

 

 

一人の人に情をかける、

世話をするということは、

その周囲の多くの人たちに

同じことをしたのと同様の

効果があります。

 

また反対に、

一人に不都合をかければ、

悪い評判が立ってしまいます。

 

 

と、

ここで終えてもいい話なのですが、

 

最後に利常公の面白(深い)

エピソードを。

 

 

利常公は一寸(3cm)もの

長さに鼻毛を伸ばし、

江戸城内を歩き回ったため、

 

「鼻毛の殿様」

 

というあだ名がありました。

 

 

見かねた家来が

鼻毛抜きを差し出すと、

 

「鼻毛のことは承知で、

皆が自分を阿呆扱いしていることも

すべて知っておる」と。

 

 

その理由は、

 

「徳川にとって

外様でありながら百万石を超える

加賀藩は、目を付けられると

取り潰しとなる。

 

それを避け、

生き延びるためには、

阿呆を装ってでも江戸の警戒を解き、

「取り潰すほどのこともない」と

思わせることが必要なのだ」

 

というものでした。

 

 

「わしはこの鼻毛で

百万石を守っているのだ」

 

 

この主君の言葉に、

家来達はいたく

感じ入ったといいます。

 

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